西宮市の内科・外科・循環器内科。サプリメント、睡眠時無呼吸症候群（SAS）や生活習慣病の指導や相談も。

当院では、通常の内服薬や点鼻薬で改善しない方のために、ヒスタミン加入免疫グロブリンの注射を行っています。（保険内治療で行えます）
週1－2回の皮下注射で約3－6週続けます。個人差はありますが普通約3－4カ月の作用が得られます。

花粉症の時には、体内でヒスタミンという物質がでて、それが過剰な生体反応を起こします。ヒスタミン加入免疫グロブリンを注射することで、このヒスタミンの抗体を作り、花粉症でヒスタミンが産生されても反応を抑えてくれます。
副作用として、眠気、頭痛、吐き気などがあります。
ただ人の血清から作られていますので、肝炎ウイルスやHIVウイルス等の危険性はありませんが、現在わかっていないウイルス等は検査できませんのでこの注射を打つために当院では同意書をとっています。(輸血による副作用と同様と考えてください）

また月経直前及び月経時の女性、妊婦及び妊娠の可能性のある方、副腎皮質ステロイド剤を内服されている方は、原則としてこの注射は行っていません。